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論文

多重$$gamma$$線放射化分析法による鉄鋼標準物質中の微量なヒ素とアンチモンの定量

木村 敦; 大島 真澄

鉄と鋼, 90(12), p.1004 - 1009, 2004/12

鉄鋼スクラップの利用拡大や高機能鋼の発展に伴い、微量不純物元素(トランプエレメント)をsub-ppmオーダーで定量する技術の確立が大きな問題となっている。そこで、本研究では、われわれのグループが開発した多重$$gamma$$線放射化分析法を用いて鉄鋼中のAs, Sbの定量を行った。その結果、定量値は数%$$sim$$0.1ppmの幅広い範囲で認証値とよく一致した。定量下限値は従来の放射化分析法と比べて大きく改善し、定量下限はAsで0.01ppm、Sbで0.005ppmであることが確認された。また、定量値のばらつきを求めるために繰り返し測定を行ったところ、ppmオーダーの測定に対して定量値のばらつきは10%以下のsub-ppm程度と十分に小さく、本手法は定量手法として精度が高いことが確認された。以上の結果から、本分析法により、鉄鋼中の微量As, Sbが化学分離を伴わずに高確度で定量できることが確認された。

論文

Particulate and dissolved elemental loads in the Kuji River related to discharge rate

永野 哲志; 柳瀬 信之; 都築 克紀; 長尾 誠也*

Environment International, 28(7), p.649 - 658, 2003/01

 被引用回数:29 パーセンタイル:52.26(Environmental Sciences)

河川中の元素の移行に対する懸濁物の影響を調べるために、久慈川河川水中の懸濁物濃度,懸濁物化学組成及び溶存態濃度を分析した。その結果、懸濁物濃度は流量とともに2,3桁のオーダーで増減することを明らかにした。また、元素の支配的な化学形が溶存態であるか懸濁態であるかは元素の性質や流量に依存することを見いだし、河川中における元素のトータルの移行量をモデル化する際には、懸濁態としての移行を詳細に検討し反映させる必要があることを指摘した。

論文

原子炉水化学ハンドブック,1.8; 放射化学の基礎

立川 圓造*; 星 三千男; 荒殿 保幸; 橋本 和幸

原子炉水化学ハンドブック, p.57 - 66, 2000/12

原子炉冷却系の水化学管理が発電プラントの安全性と信頼性を確保するうえできわめて重要な技術である。本ハンドブックは原子炉水化学の分野における今日までの我が国のみならず世界の知識と経験を基礎データを含めてまとめたものである。これらの土台となる放射性核種の生成・崩壊,挙動など放射化学の基本的な知識を解説した。

論文

胎児発育における微量元素の変遷とその意義; 測定法としての放射化分析法の検討

進 純郎*; 佐藤 喜一*; 仁志田 博司*; 坂元 正一*; 山林 尚道; 本木 良蔵; 照沼 久寿男; 山本 武夫

医学のあゆみ, 140(1), p.51 - 52, 1987/01

微量金属元素は生体発育を支配する諸酵素を働かせる触媒作用をする重要な要であり、生体発育のKey factorになっている。各胎児期における、各臓器中に分布する微量元素のプロフィールを見ることにより各臓器発育と微量元素間の生物学的特異性の有無を調べることとした。 16~20週で流産に至った5例について、病理解剖し、脳、肺、心、肝、腎、筋肉、皮膚の一部(0.5g)を採取した。この試料を凍結乾燥後、JRR-2およびJRR-4原子炉で20分間および10秒間照射後、Ge検出器により$$gamma$$線スペクトルを測定し、Al,Mn,Cu,Zn,について定量を行った。 Alは特に筋肉、皮膚に多く、他の臓器の2倍近く存在した。Mnは肝臓と腎臓に検出され、Cuは腎臓のみから検出された。Znは腎臓、肝臓に多く、脳では肺、心、皮膚より少なかった。

口頭

火山灰を指標とした年代測定; 火山ガラスの微量元素組成による詳細な対比

鏡味 沙耶

no journal, , 

断層運動や火山・火成活動などの様々な自然現象が発生した時期や隆起・侵食の速度などを精度よく把握するための地層の年代決定法の一つとして、テフラを年代指標とした年代学(テフロクロノロジー)を用いる手法がある。本発表では、中部日本に広く堆積しているテフラの一つである大田テフラを対象に、火山ガラスの主要元素及び微量元素組成分析をEPMAとLA-ICP-MSを用いて実施した例を紹介する。主要元素組成が類似している2つのテフラに関して、従来の指標のほかに、希土類元素等を指標として識別可能であることが明らかになった。テフラの対比において、より複数の指標を把握しておくことで、特徴の類似したテフラを識別できるようになり、また、誤った対比を防ぐことも可能となる。テフロクロノロジーによる精度の高い地層の堆積年代決定には、微量元素組成を含めた広域テフラの化学組成データベースの充実を図る必要があり、今後は、様々な広域テフラを本手法にて分析していく予定である。

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